呼子へクルージングへ行こうかなと思い、妻に告げると「私、予定があるから
行ってきぃ~」と。長男、S君、Kさんも仕事や予定が有り無理とのことです。
『じゃ、シングルで行くかぁ』と風の予報を調べます。
14日は16ノット前後、15日は風は落ちて10ノット前後。20ノット以下だと
今までの経験でシングルでも大丈夫と判断し、呼子シングルクルージングへ。
14日ハーバーへ。09時に到着しましたが20ノット越えの風が吹いてます。
昼から治まりそうなので、ゆっくりと給油や自転車の積み込み等の準備をします。
11:00 一向に風の治まる気配はありません。クルージング中に食べる予定だった
愛妻弁当を少しだけ食べます。12:00 未だ吹いてて半分諦めモードへ。パソコンで
風の予報を再度確認します。16時頃までの間は16ノット前後の予報です。
前回呼子へ行こうと思った時は風が無く詰まらなかったのですが、今回は
セーリングを楽しめそうです。私の場合、目的地へ行くことが重要では無く
セーリングを楽しむのが目的です。この風ならセーリングは楽しめそうですが
博多湾内でこれだけ吹いてると、湾外はまだ吹いてるだろうなぁと。風予報を
信じて出港することに。玄海島で外海を確認して再度決めることにしました。
12:40 出発!少し風が落ちてきました。バースから出す時に運良く10ノット
ぐらいに落ち、スムースに離岸出来ました。まずは一安心です。
メインセールを揚げます。機帆走で暫く走り、ジブセールを展開。エンジンを止め
クルージングの始まりです。安全を考えメインワンポイントリーフ、ジブ2マークまで
縮帆で各シートを引き強風トリムでセットします。タックを繰り返し玄海島へ
向かいますが、出発の時間が遅かったので、このままだと時間が掛かり過ぎて
しまいますがセーリング重視のクルージングですので、機走は最後の手段です。
西浦崎沖までに1時間40分掛かってしまい14:20 ここから2時間半から3時間は
掛かります。3時間だと日没になってしまいます。初めての停泊地にシングルで
暗くなっての着岸は危険です。どうするか悩みましたが、風は北西14~16ノットで
うねりも思ったほどなく1~1.5m。クローズホールドより少しアビームで走れるので
艇速も上がるだろうと判断して決行することに。
順調良く7ノット前後で走ります。まだ寒波が残ってて気温は10℃で日が射したり
曇ったりで寒いです。防寒対策は山登りをしてますので準備万端。教訓で強風の
時はコクピットから離れられないことを学んでますので、コクピットに準備してた
フリースをセーリングジャケットの下に着ます。15:50 姫島沖この時点で約3/5です。
何とか明るい内に到着出来そうです。針路方向に呼子大橋の2本の支柱と上部に
設置されてるストロボライトが見えます。目視で進路を確認でき楽になりました。
16:30 予報通り風が上がってきました。ジブセールを収納し機帆走します。
17:00 メインセールを降ろし着岸準備です。GPSを確認しながら湾内へ。
17:30 着岸。バウとスターン側の舫いロープを持って岸壁に登ります。
陽は沈んでますが、明るい内に無事に係留地呼子台場みなとプラザに
到着出来ました。舫いをしっかりと取り簡単に後片付けします。
岸壁係留なのでパソコンで満潮・干潮を調べます。事前に到着時間辺りの潮汐は
確認してたのですが裏覚えで…今日は小潮で20時過ぎに干潮となり、満潮は翌日
02:30ぐらいです。水位の差は40㎝程です。舫いを水位に合わせて調整し直します。
二度手間になりました。事前に調べた時に記録して置くべきでした。一通りの作業を
終え、冷えた身体を温めたく目の前にある呼子台場の湯へ直行します。
17時以降は大人510円が410円となり100円お得な料金で入浴出来ました。
湯に浸かりゆっくりし過ぎて、隣の河太郎で烏賊三昧の夕食予定が閉店と
なってて残念。emilyへ戻り朝食用に買ってたカップうどんとパン、愛妻弁当の
残りで夕食を済ませます。明日の風予報を確認すると北西の風で10ノットで
安定してます。北西だとジェネカーセーリングを楽しめそうです。
明日の風に期待して就寝しました。
総距離29.7マイル(47.8㎞)
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marine-emily (水曜日, 19 11月 2014 18:25)
回航いただいたKさん、お電話いただきありがとうございます。
シングルでの係留のやり方をご教授いただき、次回試してみます。
スマホで見れる潮汐のアプリも教えていただき、早速インストール
しました。これでシングルでも港に入る時に素早く確認できます。
ありがとうございました。
福岡に来られる際はご連絡下さいませ。回航時にご一緒する予定だった
もつ鍋でも突きながらヨット談話で盛り上がりましょう!